萩原 高(はぎわら たかし)プロフィール |
最終更新日:2009.4.1
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(株)ソーホー・ジャパン顧問。 ■名古屋出身。青山学院大学経済学部経済学科卒。ゼミ:上岡一嘉教授(後年白鴎大学創設、初代学長)「広告論」。部活:放送研究部制作課員。 現在に至る。 “広告の力は、市場のどこにテコを置くかに拠る”と考え、“社会性を帯びた視点で表現する”ことだった。また、クライアントとの関係は“小さく産んで、 大きく育てる”(低予算・ローカルエリアから、マルチメディア・ナショナルブランドへと成長させるマーケットデザインすること)を信条とした。 関東以北支社担当責任CDとして、仙台支社、札幌支社業務を支援し、後に盛岡博報堂を、また九州支社・新潟支社の特定広告主を担当したことと、2度の名古屋支社着任の各地でそれは実践された。鉛筆、児童劇団から、車、コンピューターまで(生保、タイヤを除き)広範囲な全業種を担当した。国内外の受賞、講演数多。 |
■社会的に影響を与えた主な広告戦略事例■ |
■ポッカレモン 「ポッカレモン」の食卓調味料を飲料分野へカテゴリーシフトを提案。ビタミンC飲料「ハニーポッカ」を発売して健康飲料という新市場を創る。その後の同社は主力分野を飲料に置き、自販機開発導入を積極的に展開し、ホット「缶 コーヒー」市場を創り、大手飲料メーカーの一角となった。 ■フロム・エー リクルート社求人情報誌「フロム・エー」を創刊プロジェクト時から担当。広告表現からイベント、番組企画、企業ブランド戦略まで構築。 苦学生用語だった「アルバイト」という概念を壊し、新しく「フリーター」という社会的職分を認識定着させる基盤を創った。その後の「カーセンサー」「エービーロード」「じゃまーる」「ガテン」の創刊起爆剤となった。 ■スーパードライ アサヒビール「スーパードライ」を担当。新製品市場導入戦略を構築した。当初関東地域での販売であったが、GW以降に関西市場にも拡大。4年間の広告表現戦略実施で既成のビール市場を攻め、今日のスーパードライ・ブランドのトーンマナーを築き、トップブランドへの市場基盤を創った。 ■アロンアルファ 東亜合成アロンアルファの効能効果を示そうと、ノーカット・デモンストレーションCMを展開。CM映像の持つ強みから、海外3大賞の常勝受賞プロダクツとなり、世界市場から多くの信頼も得て今日に至っている。 ■名古屋グランパスエイト 戦略担当。従来の赤白黄色のユニフォームを、シンプルなレッド強調のチームカラーに変更し、ニックネームを「赤鯱軍団 と提案採用。メンバー補強を伴って、新しい意欲をみなぎらせたチームは、翌年正月に天皇杯を奪取した。 |