『2000GT SEV』搭載「HALO SONIC」のエンジニア、フルトデルスタジオの石黒さんと「森の音」プロジェクトが始動

『2000GT SEV』搭載「HALO SONIC」のエンジニア、フルトデルスタジオの石黒さんと「森の音」プロジェクトが始動

実は2年前から、耳鳴りに悩まされている。

馴染みの脳神経外科で脳のMRIをとってもらったが、異常は見つからなかった。ストレスが原因だと言わたが、時々、その耳鳴りが小さくなる時がある。飛騨高山に支社を置かせて頂いている「森の自然学校」で何かに没頭している時と、「蔵王坊平」や「かみのやま」でクアオルトウォーキングをしている時。もちろん個人差はあるだろうが、私はそんなリフレッシュをしながら、やっかいな耳鳴りと付き合っている。

 

 
弊社・クリエイティブ・ディレクターの武藤が、仕事で大変お世話になっている、フルトデルスタジオの石黒さんのスタジオにお邪魔した時は衝撃的だった…。石黒さんは、知る人ぞ知る音のエンジニア。あのJBL、マークレビンソンを扱うハーマン出身。自分の悩みを医科学的に解決はできないとしても、石黒さんのエンジニアとしての意見は、どれもこれも斬新だった…。それもそのはず。石黒さんは、2012年「CRAZY CAR PROJECT」の名のもと、世界でたった337台しか生産されなかったトヨタ2000GTをトヨタ自動車、関東自動車工業、パナソニック、千葉トヨペット、JBLほか多数のメーカーが、レストアした上でEVにコンバージョンしたプロジェクトに参加。『2000GT SEV』と命名されたこのクルマが、デトロイトのモーターショーに登場した時は、センセーショナルだった。

石黒さんは、この電気自動車のエンジン音を、「ある音」で再現する「HALO SONIC」を担当した経歴の持ち主。今回、石黒さんをパートナーに「森の音」プロジェクトが始動する。まだ内容は企業秘密の部分が多いけれど5/21、イトーキのインキュベーションセンター「SYNQA」でのプレゼンに照準を合わせたところ!

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